最近、このサイト「Sustainable Lifestyle Voices」を見ていて、改めて考えさせられることが多いんですよね。ここが目指しているのって、ただ環境に良いことをしよう！っていうストイックな話じゃなくて、「無理なく、楽しく、自分らしいサステナブルな暮らしを見つけよう」っていう、すごくポジティブなメッセージだと思うんです。大きな社会問題も、僕たちの毎日の暮らしの中にある小さな選択の積み重ねで、少しずつ変えていけるんじゃないかっていう視点が、すごく腑に落ちるんですよね。特に最近、僕が個人的にグッときているのが「家庭のエネルギー」というテーマ。きっかけは、正直に言うと、毎月の電気代の請求書なんですけど（笑）。でも、このサイトのいろんな記事を読んでいたら、節約っていう視点だけじゃなくて、もっと能動的にエネルギーと関われる面白さがあることに気づかされたんです。
まず僕がトライしてみたのが、エネルギーの「見える化」です。今までは「節電しなきゃ」って漠然と思って、こまめに電気を消すくらいしかしてなかったんですけど、そもそも家のどこで、何に一番電気を使っているのか全然知らなかったんですよね。そこで導入してみたのが、スマートメーターの情報をスマホで見られるようにするサービス。電力会社のサイトで申し込むだけで、30分ごとの電力使用量が見えるようになるんです。これがもう、目からウロコで！例えば、誰も使ってないはずの深夜に意外と電気が流れてて、「これがいわゆる待機電力か！」と実感したり。資源エネルギー庁のデータを見ると、家庭の電力消費って給湯や暖房、冷蔵庫、照明、テレビなんかが大きな割合を占めているみたいで、自分の家のデータと見比べて「うちはエアコンより冷蔵庫がネックかもな」なんて分析するのが、なんだかゲームみたいで面白くて。原因が分かれば対策も具体的になりますよね。古い家電の買い替えを検討したり、設定温度を見直したり。ただやみくもに我慢するんじゃなくて、データに基づいて効率的にアプローチするって、すごくスマートだと思いませんか？
（出典：経済産業省 資源エネルギー庁 「令和元年度エネルギーに関する年次報告（エネルギー白書2020）」）
そして、省エネの次に見えてきたのが「創エネ」っていう選択肢です。とはいえ、いきなり屋根に太陽光パネルを設置するのは、費用も工事もハードルが高い…。そう思っていた時に、ベランダや庭先に置けるポータブル電源とソーラーパネルのセットがあることを知りました。キャンプやアウトドアで使うイメージが強かったんですけど、これを「家庭用のマイクロ発電所」として使ってみることにしたんです。僕が試しているのは、100Wくらいの小さなソーラーパネルと、ノートパソコンを数回フル充電できるくらいの容量のポータブル電源の組み合わせ。天気の良い日にベランダに出しておけば、数時間で結構な電気が貯まります。この電気でスマホを充電したり、ノートPCでこのブログを書いたりしていると、「今使っている電気は、太陽が作ってくれた電気なんだな」って、すごく豊かな気持ちになるんです。もちろん、家全体の電力を賄えるわけじゃないけど、この「自分でエネルギーを作る」という体験そのものが、意識を大きく変えてくれました。それに、万が一の停電の時にも、最低限の電源が確保できるっていう安心感もありますしね。
エネルギー問題って、どうしても国や大企業が取り組む壮大なテーマに聞こえがちですよね。でも、こうして自分の家のエネルギーを「見える化」して、ほんの少しでも「創って」みると、すごく身近で自分事として捉えられるようになるんだなと実感しています。このサイトがいつも伝えてくれるように、完璧を目指すんじゃなくて、まずは楽しみながら試してみる、その一歩が大事なんだなって。暮らしの中に新しい発見や楽しみが増えるって、サステナブルなライフスタイルの醍醐味なのかもしれないですね。皆さんは、エネルギーとの付き合い方で何か工夫していることってありますか？もし面白いアイデアがあったら、ぜひ教えてほしいです。